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動物海洋飼育・
アクアリウム科
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2023.12.13
海外研修④ – S.E.A. Aquarium(シーアクアリウム)
皆さん、こんにちは水族館の時間です。
シンガポール自体も島なのですが、そのシンガポールの南にはセントーサ島と呼ばれる小さな島が存在します。実はこの島、レジャー施設が多数開発される島であり、シンガポールの観光資源として非常に大事な場所です。
そして、そこには水族館が存在します。その名は「S.E.A. Aquarium」。
「S.E.A.」はSouth East Asia の略となり、まさしく東南アジアの代表的な水族館となります。
いざ、入館!
一つ一つの水槽がダイナミックなのが印象的です。それもそのはず、この施設は約1000種、100000匹以上もの海洋生物を飼育している世界最大級(現在2位)の巨大海洋水族館なのです。
なかでもオープンオーシャンの巨大水槽は一番の見どころ。継ぎ目のない巨大水槽は圧巻です。
ウツボ&クダゴンベ&ホワイトソックス達のクリスマスツリー。海外も考えることは同じですねぇ。
THE海の捕食者であるサメ。12種100匹以上の恐ろしい展示も。IKEAのサメは可愛いですが、本物はやはり圧があり生き物の強さを感じます。このような生き物を間近で観察し、そして多くを考えさせることができるのはやはり水族館ならではであり、行うべき役割の一つです。
日本は世界でも有数の水族館大国です。もちろん自信を持つことは大切ですが、海外を見てみるとまた新たな気付きを得ることができます。
例えば、人は同じ環境に居続けると凝り固まった環境になりがちです。それを自らの意思で解す為に、あえて異なる環境へ飛び込むこともまた必要です。
海外は一度行ってしまえば、次からは勢いで行けてしまうもの。ぜひ、異なる国へどんどんとチャレンジしていきましょう。人生は長いです。色んな経験が後ほどの宝になっていきますよ。
次回、海外研修 番外編
【恵士】