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動物海洋飼育・
アクアリウム科
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2024.06.12
海ごみゼロウィーク2024 @用宗海岸
皆さんこんにちは!
突然ですが、「海のために、今できること」って何だと思いますか?
そもそも、今海がどのような状態で、何をすべきかって知っていますか?
今回はそんなことを考える授業を用宗海岸で実施してきました!
机の授業より、やっぱり動物海洋飼育・アクアリウム科は外が好き!
海に出るだけで楽しそうで連れてきてよかったなと思います。
さて皆さん、「マイクロプラスチック」という言葉は聞いたことあるでしょうか?
マイクロプラスチックとは、一般的に直径5mm以下のプラスチック片のことを指します。
自然が分解するにはペットボトル1本でも約400年必要とも言われており、
消えることのないプラスチックが自然や動植物に対して悪影響をもたらしていると言われています。
例えば、鳥たちが餌と間違えて食べてしまう等ですね。
そんなマイクロプラスチック。地元の海でちょっと探すだけですぐ見つかってしまいます。
今回、海の状況を知る為にも、一般的なマイクロプラスチック調査を流用してどの程度存在するのかを調べてみました!
5mm以下ということは、一定サイズの網目のザルを使うことで見つけることが出来ます。
また、基本的にプラスチックは水に浮かぶので、バケツに水を張って調べる方法も存在します。
(浮かぶからこそ漂い、運ばれ、世界中に散らばります。鳥だって魚だって餌と間違えます)
結果はこちら!
17人で30分調査しただけでこんなにも多くのプラスチックを発見することができました。
あくまで目視できるレベルであり、更に小さなサイズのものはどの程度あるのか見当もつきません。
言葉だけで聞いていた存在を、自分で調べることでより現実味を帯びて考えることができるようになったのではないでしょうか。
ということで!
新たなゴミによる被害を増やさない為にも、
日本財団 海と日本プロジェクトの「海ごみゼロウィーク2024」に参加し、
そのまま海岸でゴミ拾いを決行しました。
やはりプラスチックは数多く見つかりました。
中には海外のゴミも。海は全て繋がっています。だからこそ、地球単位で守らないと一向に綺麗にならないのです。
ゴミ拾いをしながら、ビーチコーミングも。人工的なゴミもあれば、自然由来のものも数多く存在します。海岸っておもしろい。
なかには中途半端なとんかつソース(日本製)も。某DASHのように匂いを楽しむ図。
現実を知り、それに対してどう対策を取るのか。とっても大事なことです。
そもそも海へ行かない。山へ行かない。そんな人たちが増えている世の中です。
動物、つまり自然環境を扱う学科として今後も数多くの取り組みを実施し、仲間を増やしていきたいですね。
【恵士】