Blog
動物海洋飼育・
アクアリウム科
ブログ
2025.01.01
学外演習Ⅰ 興津川水質調査
皆さん、新年あけましておめでとうございます🌅
今年は巳年ということで、コーンスネークの「オッティ」
床材から顔を出している写真で新年のブログをスタートです🐍
そしてこちらは水の中のヘビ?ヘビと名の付くヘビトンボ🐍
ということで、今回のブログは興津川で実施した水質調査です!
河川の水質を測る方法として、生息する生物を調べるという方法があります。
川に生息する底生生物は、環境の変化に敏感で、水質や底質が変わると、その種類にも変化が生じます。
こうした変化を把握することで現在の川の環境などを評価することができます。
このように水のよごれの程度の判定に使う生き物を「指標生物」といいます。
まずは生き物の採集からスタート!
冒頭のヘビトンボも指標生物の1種です。
実は水質階級Ⅰ、つまり非常に水が綺麗なところに棲む生物の1種です。
その他にもたくさんの生き物が採集できましたので、必死に同定作業にあたっています。
カゲロウやカワゲラ、テナガエビなどなど、採集経験のない学生もいましたが、
みんな夢中になっていました😅
採集を実施した場所が、禁漁区間にあたる場所であったため
興津川漁協の方にも立ち会っていただき、漁協の取り組みについてもお話いただきました。
種の同定について学生にアドバイスいただきました!
その他にも水質検査キット(CODパックテスト)を使った水質検査も実施。
指標生物、パックテストのどちらの結果も興津川が綺麗な川であることを確認できました。
座学で学ぶ知識も大事ですが、フィールドに出て得るものは非常に多いです。
静岡市の自然の豊かさを実感できた実習となりました。
【太田】